自分らしい毎日を丁寧に紡ぐ

現在の仕事についた経緯
2013年卒後3年目までお世話になった病院へ再就職した際に未成年妊婦の母体搬送・産後の生活に強い焦りや不安の表情で過ごされる褥婦を目の当たりしたことで、性教育の現状や乳児期〜成人期における男性や女性の現状について切に考えるようになりました。2019年開業後は大学の非常勤講師やフリースタイル分娩を取り扱う助産院での妊娠・出産・産後の関わりを経験したことで、生きることを基盤とした性の在り方やメンタルケアについて支援するようになりました。
仕事でのこだわり
有り難いことに産科における酸いも甘いも全ての経験をさせていただきました。その経験を含めた性に関する正しい知識や情報を提供するために常に丁寧でわかりやすい説明を心がけています。特に中学生や高校生を対象とした生教育の講演後には性に関する知識や情報は、なんとなくはわかっているつもりだけれど、そのなんとなくが間違った知識や情報であったという感想を多々頂戴します。間違った知識や情報を持っていたことを責めたり非難するよりも、間違った知識や情報を持っていたことに自分で気がつき、改めて理解し直せるようにするためにやさしさや思いやりや温かさが伝わる関わりも大切にしています。
仕事での嬉しい瞬間や楽しい瞬間
生教育やオンラインサロン等で出逢ってくださった方々の「こういうことなんだ~!!!」とこれまでどうしても解せない問題が腑に落ちて笑顔になられた瞬間はこちらまで笑顔になり、言葉では表現できない悦びに包まれます。みなさんのおかげで助産師として病院以外の場所でも相手の笑顔を引き出すお役に立てたすべてのつながりにただただ感謝の気持ちで胸がいっぱいになります。
今後、仕事でやりたいことや叶えたい目標は
これまでの経験を元に小さく震えていた気持ちが一瞬で救われたり安心したりするような本を出版したいです。
目標、または参考にしている人物とその理由
目標はこの世を去るときに『たのしかった〜』と言えるように仕事も家庭も全てをたのしみたいからポジティブな感情だけではなく、ネガティブな感情のどちらも大切にしながら自分らしい毎日を丁寧に紡ぐことです。これからも中学3年生の頃から愛読書である漫画『ONE PIECE』の作者尾田栄一郎さんのようにみんながワクワクする未来をこれからもみんなで一緒に創り続けたり、助産学生の時の恩師のようにあらゆる全てのことを風呂敷のように温かく包み込めたりし続けたいです。
President Word
「大丈夫」
Profile
野宮 俊江
Smile 〜わくわく保健室〜
2006年高知大学医学部卒業。南国土佐で楽しい4年間を過ごし、保健師と助産学校を不合格となる。2007年高校2年生の時から憧れた助産師の夢を叶えるために地元の市役所で勤務する傍ら、受験勉強を同時に行い見事合格。2008年助産師の資格を習得し、意気揚々と病院へ就職。2010年念願の僻地医療を行うためJICAを受験するも不合格。2011年JICAへ合格していた大学時代の友人に相談したところ、海外を自分の目で視るようにアドバイスされ、友人と共にバックパッカーを実施。入国3カ国目のインドで人生観が覆されるほどの強いカルチャーショックを受ける。帰国後、助産師としての腕を磨くために個人病院へ就職し、1年半で約100例の分娩介助を行う。2013年卒後3年目まで在職していた病院へ再就職し、病院外での助産師の活躍の必要性を強く感じ、2019年開業。開業後は大学の非常勤講師や分娩取り扱い助産院での妊娠・出産・産後の関わりを経験する。現在は、就学前からはじめる生教育の講演や個人セッション及び大人女性向けオンラインサロン主宰している。